巻き爪の方必見①|少しでも痛みや違和感を感じたら、どこで診てもらうべき?【軽度な場合】

巻き爪のない綺麗な足

歩いてて爪が痛い気がする、人に足を踏まれて爪が食い込むような痛さがある、なんだか昔より爪が巻いている気がする?など、痛みや不快感、腫れや赤みに気付いたころには症状が進行している人が多い巻き爪。あなたの爪は大丈夫ですか?

本記事では、まず巻き爪にについて基礎知識をまとめてみます。
また、筆者自身20代前半には軽度の巻き爪に悩んでいたのですが、その時に出会い、長年お世話になってきた治療法の1つである巻き爪矯正法「B/Sブレイスクイック」についてもご紹介していきます。
軽度な巻き爪に悩み始めた人、自分自身のケアでは限界を感じている人にとってどういう選択肢があるのか知ってもらえると幸いです。

巻き爪とは?

巻き爪のイラスト

巻き爪は、足の爪が周囲の皮膚に向かって曲がって成長する状態を指します。通常、爪はまっすぐに成長すべきですが、巻き爪の場合は爪の片側または両側が皮膚に食い込む形で曲がり、痛みや炎症を引き起こすことがあります。一般的に足の親指で巻き爪に悩む方が多いですが、他の爪にも発生することもあります。

巻き爪には5つも主な原因があります。

遺伝的要因:
爪の形状や皮膚の柔軟性、足の構造などによる影響で生まれつき爪の形状が巻きやすい傾向があるケース

②適切でない靴の選択:
窮屈な靴や先の尖った靴を履くことで、爪が圧迫されて曲がるケース

③誤った爪切りの方法:
爪を適切に切らないことで爪の形状が変わり、巻き爪になるケース

④けがや外傷:
爪が傷ついたり、外部からの圧力を受けたりすることで、爪が曲がるケース

⑤不適切な足のケア:
適切な方法で足の爪を切ったり、清潔に保たなかったりすることで巻き爪になるケース

遺伝的要因は巻き爪の一因であると考えられている一方、環境的要因や生活習慣も影響を与える可能性があります。
巻き爪が進行すると、痛み、腫れ、赤み、炎症が起こったり、感染症のリスクが高まることがあります。重症化して手術が必要になるケースもあるので、早期に適切な処置を行うことが大切です!巻き爪の専門家に相談することは、適切な爪切りの方法の実践、適切な靴の選択、足の適切なケアなど巻き爪の予防や管理に役立つ知識を貰えるのでおすすめします。
また、巻き爪は遺伝だと思っていた方も、その他の要因が影響していることを知れば、適切な対策を取ることができるでしょう。

巻き爪にはどういう時に気付く?


巻き爪に気付くが状況は様々です。

痛みや不快感: 巻き爪が進行すると、爪が皮膚に食い込んで痛みや不快感を引き起こすことがあります。歩くや靴を履く際に痛みを感じることが多いです。
腫れや赤み: 巻き爪が進行すると、爪周辺の皮膚が腫れたり赤くなったりすることがあります。これは炎症の兆候です。
感染症の症状: 巻き爪によって皮膚が傷ついたり、炎症が起きたりすると、感染症のリスクが高まります。感染症が起こると、膿がたまったり、熱を持ったり、痛みが激しくなることがあります。
歩行困難: 巻き爪が進行すると、足の指を曲げる動作が制限されることがあり、歩行が難しくなることがあります。
爪の形状の変化: 爪が周囲の皮膚に向かって曲がって成長している様子が視覚的にわかる場合、巻き爪の可能性が高いです。
触れて痛みを感じる: 巻き爪が進行していると、爪の周囲の皮膚に触れるだけで痛みを感じることがあります。

これらの症状や状況に気付いた場合、巻き爪が進行している可能性があります。早期に医療専門家に相談することで、適切な処置や治療を受けることが大切です。自己処理や放置は症状を悪化させる可能性があるため、専門家のアドバイスを受けることがおすすめです。

巻き爪の治療はどこにいけばいい?

巻き爪の軽度な場合は、適切な爪切りの方法や足のケア、適切な靴の選択などを通じて管理することができるかもしれません。しかし、症状が進行している場合や痛みや感染が強い場合は、医療専門家(足の専門医や整形外科医)の診察を受けることが重要です。最近では巻き爪補正店と呼ばれる専門店もありますので、医療機関は敷居が高いと感じている場合は伺ってみてもいいかもしれません。

・巻き爪補正店
・整形外科医
・足の専門医(足病医・足の外科医・ポディアトリスト)
・ネイルサロン

巻き爪補正店

巻き爪補正店は、巻き爪の治療や予防を専門に行う施設や店舗のことを指します。これらの店舗は、専門的な知識や技術を持つ専門家によって運営されており、巻き爪の改善や痛みの軽減、再発の予防などを支援する役割を果たしています。巻き爪補正店は、一般の医療施設とは異なるアプローチで巻き爪の治療を行う場所です。
巻き爪補正店では、以下のようなサービスが提供されることがあります:

巻き爪の診断: 専門家による巻き爪の診断が行われ、その状態や進行度などが評価されます。
巻き爪の補正: 専門的な技術や器具を用いて、巻き爪の爪の形状を正常な状態に近づけるための補正が行われます。
爪のケア: 巻き爪に関連する痛みや不快感を軽減するためのケアや処置が提供されることがあります。
適切な爪切りやケアのアドバイス: 巻き爪の予防や管理に関するアドバイスが専門家から提供されます。適切な爪切りの方法や靴の選び方、足のケアについて指導されることもあります。
特殊な器具の使用: 巻き爪の補正や治療には、専用の器具やテクニックが使用されることがあります。

巻き爪補正店を利用する際には、信頼性や専門性を確認し、適切なアドバイスや治療を受けるようにしましょう。

整形外科医

整形外科医は、骨や関節、筋肉、軟部組織に関する専門的な知識を持つ医師です。巻き爪が進行している場合や手術が必要な場合には、整形外科医が治療を行うことがあります。重度の巻き爪や感染症などの場合には、医療専門家(足の専門医や整形外科医)の診察を受けることが重要です。

足の専門医(足病医・足の外科医・ポディアトリスト)

ポディアトリストは、足や足関連の疾患や問題に専門的に取り組む医師です。彼らは大学で医学の学位を取得し、その後専門的なトレーニングを受けて足の健康に関する専門知識とスキルを習得します。足の疾患の診断、治療、手術を行うことがあり、巻き爪の治療や補正、足部の異常や疼痛の診断、足部の外科手術などを担当することがあります。

ポディアトリストは医学的なバックグラウンドを持ち、専門的な知識を持っているため、高度な診断や治療を提供できます。重度の巻き爪や感染症などの場合には、医療専門家(足の専門医や整形外科医)の診察を受けることが良いでしょう。

ネイルサロン

ネイルサロンは一般的では爪のカットやケア、ネイルアートなどの美容関連のサービスが提供されることが多いですが、時折、巻き爪ケアもしてくれるネイルサロンもあります。
巻き爪矯正(B/Sブレイスクイック)といった特殊な樹脂プレートを爪に貼る新しい施術法を取り扱っている場合もあります。軽度な巻き爪の場合、「B/Sブレイス」の平らに戻ろうとする張力が爪を引き上げ、巻き爪の痛みを軽減させてくれる効果があります。

ただし、巻き爪の症状が進行している場合や痛みや感染が強い場合には、医療専門家(足の専門医や整形外科医)の診察を受けるようにしましょう。

巻き爪矯正(B/Sブレイスクイック)とは? ★軽度の場合

B/Sブレイスクイックの商品

巻き爪矯正(B/Sブレイスクイック)って聞いたことありますか?

B/Sブレイスクイック法は、ドイツ式の巻き爪矯正法です。B/Sブレイスクイックという特殊な樹脂プレートを爪に貼る新しい施術法です。
爪の表面に装着することで、B/Sブレイスクイックの平らに戻ろうとする張力が爪全体をゆっくりと引き上げ、巻き爪の痛みを軽減し、健康的な形へ導きます。
足の爪はもちろん、手の爪にも施術可能です。
ほとんどの方の場合、装着後に痛みは軽減し始めますが、改善にかかる期間は、巻き具合や爪の厚みによって勿論個人差があります。

施術方法

薄い樹脂プレートを痛む爪の上に接着剤で貼るだけですので、 外科手術で行われる爪や皮膚の切除はなく、爪に穴を開けることもありませんので施術中は全く痛みを感じません。施術時間は1本約30分程です。薄いプレートですので、その後マニキュアを塗ることも可能です。ネイルサロンの場合、ケアと巻き爪矯正、そしてカラーやネイルアートも同時にできるのは嬉しいですね。
また、巻きが強い方や、試合が直前に控えているスポーツ選手には2枚貼ることで即時的な効果も期待できます。

B/Sブレイスクイックの装着

爪が伸びることで、B/Sブレイスクイックの装着箇所も上がっていき、プレートの張力は弱まっていきます。よって、装着効果を維持するためには、1か月ごとの張り替えが望ましいでしょう。
一度貼った場所には貼らないため、爪が痛むことはありません。ただし、爪の状態によってはお休み期間を入れた方がいいとアドバイス受けると思うので、その際は専門家やネイリストの判断に従うようにしましょう。

改善期間

巻き爪の程度により、個人差がありますが、6~9ヶ月ほど続けて頂ければ症状に改善が見られます。短期間で施術を止めてしまいますと、元に戻ってしまう可能性があるため、 痛みがなくなったとしても改善までは継続することが良いでしょう。

施術料金

B/Sブレイスクイックを取り扱っている医療機関やネイルサロン等によって差はあるようですが、相場は1本4,000円~6,000円でしょう。
巻き爪は親指だけでなく他の指にも起こりえることなので、セットコースをやっているところは1本あたりの値段が安くなっていることも多いです。

施術を受けられないケース

傷、化膿、炎症、出血、爪が破損している、各種皮膚感染症等に該当する方は施術を受けられない可能性があります。

巻き爪ですねと言われたことは?痛みもないけれど、言われてみれば少し巻いている気もする・・・等の軽度の場合は、まずこのB/Sブレイスクイックを試してみるのもいいかも!


まとめ

筆者は20代前半から巻き爪に悩んでいたので、通っていたネイルサロンで「巻き爪治療(B/Sブレイスクイック)」というメニューを見つけてから、実に10年以上B/Sにお世話になっていました。実はその時は、巻き爪は医療機関にかかるような物だと認識できておらず、巻き爪補正店の存在も知らなかったので、爪のケアをしてくれるネイルサロンのみが巻き爪治療の専門家と思っていました。
軽度な場合、月1回のB/Sで十分効果的でした!

ただし、巻き爪の治療にはネイルサロンの専門家だけでは十分な治療を提供することが難しい場合があります。巻き爪の症状が進行している場合や痛みや感染が強い場合には、医療専門家(足の専門医や整形外科医)の診察を受けることが重要です。実は筆者もここ数年B/Sをサボりがちだったせいもあり、巻き爪による痛みが悪化してきてしまい、一つ上のアプローチも試してみることにしました。そちらの体験談などについては別の記事にご紹介できればと思います!
巻き爪が軽度な場合でも、ネイルサロンでの美容的な爪のケアと、医療専門家による巻き爪の治療を適切に組み合わせることが良いアプローチかと思いますので、悩んでいる皆様にとって有益な情報となれば幸いです。

記事執筆者:Cotubee編集部

Cotubee編集部は様々なメンバーから成り立つメディアグループです。
会社経営者、様々な業界のコンサルタントなど事業経営の最先端で活躍するメンバーから、ヨガインストラクターやサロンオーナーなどの個人事業主業や、ママ業とライターを両立するメンバーなど、幅広い人材が集まるライティングチームのため、多様なトピックについてユーザー目線と事業目線の両視点からの理解によりメリット・デメリットを明確にする記事を執筆。

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